脱毛機

Dr.Visea 社長 おすすめ 脱毛機の選び方 最新脱毛機、脱毛機の歴史。

今日はどの脱毛機を選べば良いのかわからないというエステサロンやクリニックさま向けに、脱毛機の歴史という観点から私の意見をお話したいと思います。

15年ほど前、私はエステの学校に行っていたのですが、そこで2年で200万円ほどかけて電気美容針脱毛という資格を取りました。それは針を1本ずつ毛穴に入れていくという手法です。世界でも永久脱毛として認定されているれっきとした脱毛方法です。しかし、悲しいことに私が学校を卒業するころにはその方法が廃れてきてしまいました。「IPL」という光脱毛が出てきたのです。

電気美容針脱毛は500円玉1個1時間で施術できたら合格できます。しかし、IPL脱毛は3時間で全身が完了してしまうという画期的な方法で、ミュゼなど大きなサロンに一気に広がりエステナンバーワンという位置に一気に上り詰めるほどの技術革新でした。

 

私はそれはちょっと間違った競争だと思っています。弊社では脱毛機を作って販売しておりますが、今は更に進化していて「IPL」と「SHR」どちらも搭載しているのが最新・主流だと思っています。理由としては、医療機器業界、医療業界を見ていくとわかるのですが、全然違うレーザー脱毛機器を4台クリニックに入れて、患者さんの肌や毛の質を見ながら脱毛器を使い分けるのが今の医療業界のやり方です。なので、エステ業界でも例えば、髭とかVIOはIPL、全身脱毛や日焼けしている人はSHRを使うなど使い分けていけば良いではないかと想うので、弊社はそういう方式をとっております。

 

そこから更に進化しようとしていて、「キセノン」と言われるガラス管が発光することによって光を放つのがIPLとかSHRなのに対し、最近はLEDといチップがピカッと光る「LED脱毛機」というものが出ています。これは弊社で「クリアスキンLED」という形で取り扱っております。これはフォトが少し弱いのですが、脱毛に特化しています。これはこれからどんどん右肩上がりになっていくのではないかと考えています。
おすすめはこのLED脱毛機か、IPLとSHRどちらもできるものを選ぶことです。

 

  • IPL脱毛とは?

「IPL」とはインテンス・パルス・ライトの略で、キセノンランプをごく短い時間発光させた光です。IPLの光はメラニン色素に反応し、熱を発生させます。これにより発毛する細胞の働きを抑制します。黒色のメラニン色素に反応することからVIOや脇の部分に硬化があると言われています。IPL脱毛は波長幅の広い光を拡散させられるため、一度に広範囲に照射することができます。そのため脱毛時間が大幅に短縮できるのが特徴です。

その時私は海外でエステの勉強をしており、いざ帰国して起業となったときには今度はIPLが廃れ、「SHR」という連射の脱毛機が出てきていました。なんとそれは、1時間で全身が完了してしまうという更に早い脱毛方式でした。蓄熱式と言って、毛根ではなくバルジ領域をターゲットとした脱毛機です。1時間かかるものが30分とか15分でできるという競争にエステ業界は入っていきました。

  • SHR脱毛とは?

    「SHR」とはスーパー・ヘア・リムーバルの略で、メラニン色素ではなく毛を作る組織を含めたバルジ領域に連続で熱を与えて蓄熱し、毛を再生しにくくする脱毛方式です。バルジ領域の活動が弱まると毛を作る為に必要な細胞が作られなくなるため、徐々に毛が少なくなり、これから生えてこようとする毛を生えづらくする効果もあります。メラニン色素に反応するわけではないので、毛の太さや濃さに関係なく産毛や金髪、白髪などに対しても脱毛効果が高いことが特徴です。

 

  • バルジ領域とは?

    2001年に新たに発見された幹細胞の一種で、毛根に毛が生えるよう指令を出す部分です。毛根の少し浅いところにあり、2つの幹細胞が存在しています。「毛根幹細胞」と「色素幹細胞」というもので、この2つがそれぞれ細胞分裂することで毛母に細胞の元を共有し、毛母細胞が毛乳頭から栄養を受け取り毛が成長します。

  • LED脱毛とは?

    LED脱毛とは光脱毛の一種ですが、キセノンランプを使うフラッシュ式の光脱毛ではなく、高寿命のLEDランプを使用するため、光源を低コストで照射することが可能な脱毛方法です。毛周期に関係なく脱毛できるため、キセノンランプを使用した光脱毛よりも脱毛期間が短くなるのが特徴です。更に、メラニン色素に反応するわけではないため、脱毛時の痛みが少なく、白髪や産毛にも使用可能です。

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